TOP 1P へ 入会申込みする 渚探訪・撮影・清掃の案内

平成18年度 総会・講演会
2006年総会並びに講演会を行いました。

渚の講演会
NPO鹿児島文学研究所 理事長
講師:三嶽公子 先生
  
演題 鹿児島文学散歩の楽しみ
 2006年6月3日 文化センターにて、


  
   講師 三嶽公子 先生

鹿児島文学散歩の楽しみ

本日は、お招きに預かりまして、大変光栄に存じます。
「鹿児島文学散歩」について、
写真を見ながらお話しをさせていただきます。

わたしたちのNPOでは、十年前ほどから、
読書会を定期的に開催していますが、
その流れのなかで、文学散歩の楽しみを見つけまして、
それが現在自主事業の柱になっているものです。

渚を愛する会にちなんで、
今日は「 海 」をテーマに文学散歩してみましょう。

まず、与論島の森瑤子。取材で与論島を訪れた森瑤子は、
この島が大変気に入り、「アイランド」という作品をここで書きました。
筆が飛ぶように走り、4日間で長い物語を仕上げたと言われています。
与論島の民謡と近未来の物語が、
ユニークなかたちで融合した興味深い作品です。

沖永良部島ゆかりの作家といえば、千刈あがた。
ご両親が沖永良部の出身です。

20才のときはじめて訪れた沖永良部で
子守歌のような島歌を聴き、
涙があふれて仕方なかったことを描いた小説「 入り江の宴 」。
南島独自の文化が都会人の疲れたこころを解きほぐし、
読者もまた癒されます。

鹿児島市内には祇園之州に「 我は海の子 」 の記念碑が、
桜島を背景に建っています。
文部省唱歌「 我は海の子 」の作詞者と言われる宮原晃一郎は、
鹿児島市に生まれ、北欧文学の翻訳家として
もすばらしい仕事を成し遂げた人です。

また、川内まごころ文学館は、東シナ海に注ぐ川内川流域の文学、
とくに川内出身の山元実彦の出した文学雑誌「 改造 」関係の資料が豊富で、
有島三兄弟の展示も充実しています。

現在、本が売れないとか、活字離れなどと言われていますが、
人生に文学は絶対に必要です。

現実だけではなく想像力の世界を想い描くことで、
人生が美しく力強く彩られます。

文学散歩は想像力を刺激し、物語を楽しみ、
さらに風景を堪能できます。

作家の生た方時代に時空を超えて行くことができます。
そして再び作品に戻って行くと、文学を倍楽しむことができるでしょう。

講師:三嶽公子

           記
  日時 2006年6月3日(土曜日)
  場所 かごしま市文化センター
 
  講演 NPO鹿児島文化研究所 理事長
    三嶽公子 先生
  演題 「鹿児島文学散歩の楽しみ」
 ―――――――――――――――――☆―――――――――――――――――

平成18年度 総会
1  平成17年度事業報告と収支決算報告承認の件
2  平成18年度事業計画と並びに予算案承認の件
3  平成18年度〜19年度役員選出
4  その他 石神兼文先生に表彰状を贈呈
                                                  以上

        ホームページ編集 理事 海江田嗣人 監修 副理事長 佐藤道郎
TOP 1ページへ 入会申込みする 渚探訪・撮影・清掃の案内 上へ↑