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平成16年度 総会

渚の講演会
講師:NPO法人「 くすのき自然館 」専務理事
浜本奈鼓 先生
演題:「 
人の棲む場所 」
日時:2004年5月14日(土曜日)
場所:鹿児島県民交流センターにて
同日は平成16年度総会をかねての記念講演で、
桜の木が夕暮れに映えているのに目覚めた4才の時の、
地球環境に思いを寄せ始めてから、自然と人とのつきあい方を提言。
環境省 環境カウンセラー
鹿児島県景観アドバイザー
鹿児島県環境学習アドバイザー
鹿児島県森林審議会委員
鹿児島県港湾審議会委員
その他十いくつの環境審議会にて活躍中です。


「 人の棲む場所 」
浜本奈鼓 先生の講演から要約

去る6月5日(土)鹿児島県民交流センターで開催された当会の
平成16年度定期総会に先立って 「渚の講演会」が開催され、
NPO法人「 くすのき自然館 」専務理事浜本奈鼓さんの
演題の講演を聞かせて頂いた


頂いた資料を見てまず驚かされたのは、彼女の活動範囲のいかに広いことか、
一人の人がこんなに多くの事柄に関わっていけるものなのかと、
バイタリティー溢れる女性を想像してしまいました。

しかし、イントロの生い立ちから、
まるでファーブルの昆虫記を聞いているかのような物語に引き込まれてしまい
、多くの草花、鳥や昆虫達の観察の鋭さは勿論のこと、
櫻の花の囁きを聞く耳を持つなど
人間以外の生き物も感情を持っているということを体感されたり、
それらのものたちを愛しむ心の豊かさに魅入られました。

特に小学6年の夏休みに、子ツバメの親代わりになる話は素晴らしく、
ツバメの子は親が来たときしか口を開けないことや生餌しか食べないことなど、
また蝶たちが蛹から成虫になるときに、
一旦どろどろに融けて生まれ変わるという言い方で完全変態を説明されるなど
非常に興味を引く語り口も素敵でした。

畳の上は人の棲む場所であり天井や床下は他の動物の棲む場所である。
人間も自然の一部であり、自然の一部を借りて住まわせて頂いている
と言う謙虚さとそれらえの感謝の気持ちを持ち続けることの大切さ、

また新潟県の佐渡で最後となったトキをはじめ、
この地球上から絶滅しようとしている多くの動植物たちに
 棲む場所 として選んでもらえる私たちの土地でありたいとの願いは
決して彼女だけのものではなく、多くの人々の共通した願いでありたいと思いました。

除草剤や殺虫剤、さらには科学肥料などによる土壌の荒廃、
樹木の伐採や焼き畑農耕などによる熱帯雨林の減少は
土地の砂漠化以外の何ものでもないこと、
限りある天然資源の化石燃料から排泄される二酸化炭素などの温室効果ガスの増加
フロンガスなどによるオゾン層の破壊が有害紫外線被害を惹起していること

、酸性雨による森林破壊などなど。
人間が自分達のより快適な生活を追い求め続けた結果として、自然環境破壊が進み、
今や地球上は多くの生物が棲むのに適さない状態となりつつあります。
まさの人間の驕りが罰されようとしているのかも知れません。

このような状況に危機感を持った多くの環境保護関連団体
(勿論我々の「鹿児島渚を愛する会」を含めて)が先頭に立ち、
総ての人々の環境を守ろうとする努力が結集されて、
「子供に緑の地球を残そう」という目的達成に一歩一歩近づけたいとの願いを感じました。

そして< このこと >の大切さを次の世代に、
そしてまた次の世代に語り伝えていく事の大切さと同時に
< このこと >を私たち一人一人が
出来るところから実行してゆくことの大切さを痛感せせられました。

満留敏弘 記


ホームページ編集 理事 海江田嗣人 監修 副理事長 佐藤道郎
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