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  NPO鹿児島 渚を愛する会 会員の皆様へ

2010年
平成22年度総会・講演会


2009年
平成21年度総会・講演会

 
2008年
平成20年度総会.講演会開催


平成20年度総会は、5月17日(土)午後2時
鹿児島県民交流センター
 大研修室第2(東棟3階)で開会
 講演 講師:鹿児島大学理学部准教授
           佐藤正典先生

 演題 「干潟の生きものたちの恵み」


       佐藤正典先生

渚の講演会
「干潟の生きものたちの恵み」
          佐藤正典
干潟は海と山のはざまにあって、その両方の生態系を結びつけ、
豊かな自然の恵みをもたらすろころです。

そのおだやかな風景は、私たち日本人の心のよりどころでもありました。
万葉集の中には、伊勢湾(現在の名古屋港)に広がる広大な干潟に
鶴が来ていた様子をうたった和歌があります。

江戸時代の広重の浮世絵には、
東京湾奥部の行徳付近の干潟と漁村を包む
美しいヨシ原が描かれております。

海は地球表面の7割を占めるほど大きくて広いのですが、
その大部分(外洋域)の海底は深く、(平均水深水深は約3800m)、
光が届かない真っ暗闇の世界であり、
一部の例外を除くと生物の乏しい世界なのです。

これに対して陸のまわりの浅い海(沿岸域)には、
はるかに沢山の生物がすんでいます。
しかし、その面積は決して広くないのです。
(水深200m以浅の面積は全海洋の約10%)。

内湾の河口周辺に発達しやすい「 干潟 」
(潮汐に伴って干出と水没をくり返す平坦な砂泥地)は
陸から流入する豊富な栄養分と光に恵まれているので、
生物生産力がひときわ高い所です。

人間も、ここから大きな恵みを受けてきました。
たとえば、内湾の冨栄養化を抑制する水質浄化の場として、

また、沿岸漁業を支える場として、
干潟の生態系は大変重要な働きをしています。

私たちの祖先は「米」を食べる前から、
干潟の貝を食べていました(縄文時代の貝塚はその証拠)。

しかし、これまでの沿岸開発(埋立・干潟など)によって、
日本の干潟の半分が失われています。

干潟がつぶされ、漁業が衰退すると人々の生活が海から遠ざかります。
その結果、海からの恩恵が忘れられ、
ますますひどく海が破壊される、という悪循環に陥ってしまいます。

有明海の諫早湾の泥干拓は、
本来の干潟の豊かさをこれまで最も良く保ってきた「聖地」だったのですが、
最近(1997年)、国の干拓事業のために締め切られてしまいました。

このままでは、その損害ははかりしれなく大きいと思います。
今からでも、開発を取り止めて、
締め切り堤防内に海水を入れるならば、
干拓を元の姿に戻すことは可能です。
それが私のこころからのねがいです。

鹿児島大学 理学部 佐藤正典


 鹿児島湾 重富干潟は日本でも貴重な干潟である説明

       「干潟の生きものの恵み」
 干潟が海の浄化をして地球と人自然界に
 良い環境を作ってくれる
 大切な役割を荷っていることを知り、
 干潟とその生きものを
 私たちが守らなければ、私たちの生活はやがて、
 失われることを 知りました。
 コンクリートだらけの地球が良いのか
 自然の地球が良いのか、人間は解るべきですね。

総会議事録
1、平成19年度事業報告と収支決算報告承認の件
2、平成20年度事業計画案及び予算案承認の件
3、平成20.21年度役員選任の件
4、その他

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